うさちゃんれいんぼー

あまり更新しない 隙あらば自分語り

受け入れて前に進むこと

ひとりごとです。今わたしが悩んでいる、発達障害(ADHD)疑いのことについてです。

もし同じような悩みで苦しんでいる方がいたら「ここにもそんな人がいるよ」ということを伝えたいなと思って書きました。少しネガティブに感じられる話とパーソナルな話を多く含むので苦手な方はUターンをおすすめします。あと、まあまあ長いので壮絶に暇!という時にお読みください…。

 

 

わたしは今、4月に看護学校への入学を控えています。看護師になることは小学生の頃からの夢でした。一度は諦めましたが、入院の経験で看護師さんにお世話になったこともあり「誰かを支える仕事がしたい」と思い自分の意思で決めたことです。勉強はあまりできる方ではありませんが、高校では頑張って成績をキープして、無事市内の看護学校へ指定校推薦で合格しました。奨学金の審査も無事通りました。

…と、ここまではよかったのです。

問題はここからです。まず、わたしの性格の特徴をお話させてください。

幼い頃からわたしは「常にぼんやりしていて忘れっぽく、人の話をきちんと聞けない」子でした。やる気がないわけではないのに、できないのです。幸いなことに友人も親もこの短所を理解し、いつも助けてくれていました。成長するにつれ、忘れ物はかなり少しずつではありますが減っていきました。しかし、いつまでも「忘れっぽく、人の話を聞き漏らす」ままです。しかも、同じ失敗を何度も繰り返す。

忘れっぽさで言うと、例えばこんな失敗があります。

  • 朝に母から「学校終わったら連絡してね」と言われても帰る頃には忘れている。
  • さらに、わたしが忘れているだろうなと予測した母からLINEがあっても、携帯を確認せずそのまま帰宅してしまう。

これはもう何度もしました。その度に注意されますが、それも忘れてしまうので繰り返してしまいます。今は改善したことだと、こんな失敗もよくしていました。

  • フェイスタオル、食器用ふきん、キッチンの手拭きタオルを取り替え忘れる。
  • 洗濯機に洗剤を入れ忘れる。
  • キッチンで家電を複数使っているとき、電子レンジを使ってブレーカーを落とす。
  • 家の鍵を忘れて外出する。

あまりに繰り返すので、メモを書いて部屋の目に付く場所に貼っています。また、タオルの取り替えはルーティン化して行っています。この4つを改善するのに少なくとも3年はかかりました。(長すぎる…)

また、「人の話をきちんと聞けない」ので指示を的確に理解できません。聞き漏らしてしまっても、確認せず思い込みで行動するので結果としてミスをします。報連相も苦手です。

このような特徴(というか短所)を見てみると、ある発達障害の特性とかなり一致します。

そうです。ADHD、つまり注意欠陥多動性障害です。

ADHDの特性としてよく挙げられる「先延ばしグセ」と「よく遅刻をしてしまう」はあまりありませんが、「注意散漫」「忘れっぽい」「片付けが苦手」「複数のことを同時進行するのが苦手」などがあてはまります。受診はしていないので診断は受けていませんが、軽度のADHDではないかという疑いがあります。おそらく不注意優勢型です。(ちなみに家族と相談した結果、今後しばらくは病院を受診する予定はありません)

大問題ですね。

看護師はマルチタスクが求められますし、ミスは患者さんの命に関わります。相手の話や指示を正確に聞けず、不注意でミスをしやすいADHDには向かない職業です。

進路を決定する前から、母には「不器用だし病的に物忘れが多いからすごく向いているとは言えないと思う」とは言われていました。でも、「だけど自分でやると決めたならいいと思うよ」とわたしの意志を尊重してくれていました。自分自身でもかなり不器用で能力値が低いことは自覚していましたが、「死ぬ気で頑張ればできるはず!」と思い進学を決めました。

刻一刻と入学が近付き、進学前課題や書類が学校から送られてくるようになりました。課題は特に問題なく期日に余裕を持って終わらせることができましたが、日常生活では相変わらず失敗ばかりです。調べてみて「改善に効果がある」とされていることは色々試してみてはいますが、なかなか成果が実感できずにいます。失敗する度に落ち込んで、自分を責める日々。

このままではいけない。どうすればいいのか。

進学が近付いている今、そんなわたしはこんな風に考えています。

  • 自分で決めたことだから、どんなに辛くてもやり通す。
  • できないことは仕方がないから、どうすればいいか対処を考える。
  • 落ち込む気持ちを引きずらない。
  • 「普通」に少しでも近付けるように、迷惑をかけないように他人の何十倍も何百倍も努力する。
  • 些細な失敗でも「このくらい」と思わず普段の行動ひとつひとつから変えていく。
  • 改善のためにできることをコツコツ続ける。

つまり、自分にできないことが他の人よりたくさんあることを受け入れ、どうすれば改善できるか考えて一歩ずつ前へ進む」ということです。一度失敗してしまうとネガティブになって、「できないこと」「自分がいかに駄目なのか」ばかりに目がいってしまいます。そうすると、過去のミスや嫌なことも全部蒸し返して、さらに落ち込んでしまう。負のスパイラルです。「どうせ自分なんて…」とひたすら落ち込み続けるくらいなら、少しでも問題解決のために前進した方がいいはず、ですよね。

…と言っても、そもそもがネガティブ思考なので気持ちの切り替えに時間がかかってしまいます。ですが、なかなか簡単にはいかなくてもこの機会に本気で変わらなきゃと思っていることは確かです。

もし、フォロワーさんやここを読んでくれている方に同じような悩みを抱えている方がいるなら、辛いな苦しいなと思ったときにわたしのことを思い出してくれたら嬉しいです。違う悩みでも構いません。おこがましいですが、「こんなヤツでもどうにか生きてるんだからなんとかなるか」と思えるきっかけになれたら…と思います。

 

余談ですが、個人的に気持ちの切り替えにいちばん効果があったのが

  1. とりあえず寝る。
  2. 起きて、まだモヤモヤしていたら大好きな曲を聴く。選曲はそのときの自分の心に任せる。
  3. もし聴いている間や聴き終わった後に泣いていたらそのまま泣く。気が済むまで泣く。
  4. さらによく寝る。

これです。できれば一人の部屋で聴くといいです。睡眠と好きなものとたくさん泣くことは全部悪いことではありません。むしろいいことなのでやっちゃうとスッキリします。(※個人の感想です。効果・効能を示すものではありません。)

 

長々と失礼しました。最後まで読んでくださりありがとうございました!これからはもう少しオタクらしい記事書けたらいいな…笑